FX30で星空撮りたかったんだけど、シャッタースピードが1/48より遅くならないんだが?!
FX30を使用し始めて半年、映像を撮るだけじゃなくて、写真も撮っている私 KATATEMA BOY。
そこで困ったことに直面!
「シャッタースピードが1/48より遅くならない?!」
ですが、簡単に解決できましたので、同じ状況でお困りの皆さんにも共有です!
FX30のシャッタースピード設定
そもそもFX30のシャッタースピードはどのような設定ができるのでしょうか。一緒に見てみましょう!
シャッタースピードの仕様
シャッター速度範囲は以下のような使用が設けられています。動画は1/8000〜1/4まで、静止画なら1/8000〜30秒までの範囲を設定できます。
モード | シャッタースピード |
---|---|
動画撮影時 | ・1/8000-1/4 (1/3ステップ) ・AUTO 1/60まで ・オートスローシャッター1/30まで |
静止画撮影時 | ・1/8000-30秒 |
シャッタースピード設定画面
今回はシャッタースピード優先画面での操作をご案内してみます。参照:Sony「シャッタースピード優先」
- ①MODE(モード)ボタンを変更
[シャッタースピード優先]を選んで、コントロールホイールの中央を押す。
- ②前/後ダイヤルで希望の数値を選ぶ。
設定したシャッタースピードで適正露出にならないとカメラが判断した場合は、絞り値が点滅します。この場合は、シャッタースピードを変更してください。
- ③ピントを合わせて撮影する。
適正露出になるように、絞り値が自動的に設定される。
「あれ?でも私のFX30は静止画なのにシャッタースピードが1/48までしかいかないよ!!!」となっていたのが、先日までの私です。きっと皆さんも同じ悩みを持ってここまで辿り着いてくださったのではないでしょうか…
下記の内容で私の手元では解決しました!シャッタースピードを取り戻して、エラーから解放されましょう!
※ちなみにFX30のデュアルベースISOの設定について、よくわからないよ、と言う方はこちらも要チェックです!
エラー解決!高分解シャッターがONになっていた!
答えは、この「高分解シャッター」にありました。結論から言うと、この機能がONになっているためシャッタースピードが1/48以上にならない、という状況でした。
Sonyのこの機能、すごいが故に詳しく仕様を調べておりませんでした。「えい!ONにしておけ!」だけではなく何事も勉強が必要ですね…!!
高分解シャッターってそもそも何?
高分解シャッターとは、LED照明などのちらつき(フリッカー)を軽減して写真を撮影するための機能です。
モニターで確認しながら、フリッカーによる影響が少ないシャッタースピードに手動で合わせて撮影することで、ちらつきを軽減していくことが可能です。
例えば、LED照明が使用されている環境の場合、その光は高速でオンオフを繰り返しており、通常のシャッタースピードでは写真に縞模様のようなフリッカーが現れることがあります。
高分解シャッターを使うと、カメラがこの光のちらつきに合わせてシャッタースピードを自動調整し、縞模様を抑えたクリアな写真を撮ることができます。
「フリッカーレス撮影」との違いとは?
Sonyの公式サイトの説明を引用してご案内します!ちなみにFX30には高分解シャッターのみが搭載されています。
特徴および撮影条件 | フリッカーレス撮影 | 高分解シャッター |
---|---|---|
特徴 | フリッカーによる影響が少ないタイミングを、カメラが自動で検知して撮影します。 | モニターで確認しながら、フリッカーによる影響が少ないシャッタースピードに手動で合わせて撮影します。 |
静止画/動画 | 静止画のみ | 静止画および動画 |
シャッター方式 | 電子シャッターおよびメカシャッター | 電子シャッターおよびメカシャッター*1 |
露出モード | P(プログラムオート)/A(絞り優先)/S(シャッタースピード優先)/M(マニュアル露出) | S(シャッタースピード優先)/M(マニュアル露出)/[フレキシブル露出モード]でシャッタースピードがマニュアル |
対応しているフリッカーの種類 | 100Hz/120Hzのフリッカー(蛍光灯など)のみ*2 | 100Hz/120Hzのフリッカー(蛍光灯など)および100Hz/120Hzより周波数の高いフリッカー(LEDなど) |
FX30にはフリッカーレス撮影機能は搭載されていません。こちらはα1などに併用されており、同時活用することでさらにフリッカーを軽減できる組み合わせです。今回は2つの機能が混同しないよう、Sonyの情報として掲載しています。
高分解シャッター設定解除方法!
下記の画像を参考に、設定画面を開いてみてください。一度覚えればOK!いつでも切り替え可能です。
- ①MENUを開き(撮影)に移動
- ②[シャッター/サイレント]に移動
- ③[フリッカーレス設定]に移動
- ラベル[高分解シャッター]を「入・切」で選択
シャッタースピードを遅くしたい場合はこの機能を「切」にしましょう!
なるほど〜ここで高分解シャッターを「切」にしておけば、シャッタースピードが30秒まで落とせるんだね!
高分解シャッターの活用場面
では、この「高分解シャッター」ただ機能として存在を知るだけでなく、どんな場面で活躍させられるか検討してみましょう!
ここも把握しておくことで、出番もたくさんあるはずです!
- スポーツイベントの撮影
- 場面: 屋内のバスケットボールゲーム
- 備考: 高校の体育館などで使われるLED照明は高速で点滅するため、通常のシャッター速度では選手やボールにフリッカーによる縞模様が現れる可能性があります。高分解シャッターを使うと、この点滅に合わせてシャッタースピードが調整され、クリアで滑らかな動きの写真を撮影できます。
- コンサートや舞台撮影
- 場面: ライブコンサート
- 備考: コンサートでは舞台照明が頻繁に変わり、特にLEDライトを多用するとフリッカーが発生しやすいです。高分解シャッターを使用することで、照明の変化による不自然な色の変化や明るさの波を抑え、演者の表情や動きを自然に捉えた写真を撮ることが可能です。
- 産業・科学研究の撮影
- 場面: 実験室や工場内の機械撮影
- 備考: 実験室や工場で使用される高速で動作する機械や装置を撮影する際、高分解シャッターはフリッカーによる影響を最小限に抑えることができます。これにより、機械の精密な動きや細部を鮮明に捉えることが可能になり、研究や品質管理に役立つ写真を提供できます。
逆に高分解シャッターを外して撮りたいのは、下記のようなシーンですね
- 夜景
- シャッタースピードを遅くすることで、街の明かりを細かく拾うことができます。
- 星空
- 星空の展開などには遅めのシャッタースピードが求められます。
- 車のレーザービーム
- 道路を走る車を長めのシャッタースピードで捉えるとレーザービームのように綺麗に光の残像を収めることができます。
- 川や滝などの水の流れ
- 日中でもシャッタースピードを遅くすることで、川や滝を流れる水の流れを白糸のように捉えることができます。日中の明るくなる時間にはNDフィルターなどでしっかりと光を調節しましょう。
シャッタースピードを遅くする際は、状況に応じてNDフィルターが推奨されます!
撮影に行く前に準備を整えておきましょう!※お手元のレンズ口径に注意してご用意くださいね👇
これからFX30を購入される方はこちら👇
まとめ
FX30はシネマラインとしてSonyより発売されたお手頃なカメラです。一方写真機としての機能が乏しいと言うことはありません!APS-Cセンサーでも動画機でも写真は十分にクオリティ高く撮影することができます!
FX30の写真撮影の現像結果が気になる方はこちらもどうぞ!
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