動画機であるFX30を購入検討される方の中には、もしくは購入済みの方でも、「写真撮影」という点においてこのカメラは如何程に活躍できるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
参考になりそうな情報を筆者のKATATEMA BOYの実体験を踏まえてご紹介いたします…!
はじめに:SONY FX30の概要
SONY FX30は、高性能なビデオ撮影機能を備えつつ、優れた写真撮影機能も持つカメラです。この記事では、特に写真撮影の機能に焦点を当て、SONY FX30の使用感や性能を探っていきます。
- 発売日 :2022年10月14日
- ストーリー:先行機のFX3(フルサイズセンサー搭載)の後継として生まれたAPS-Cセンサー搭載のCinema Lineシリーズ。動画クリエイター向けの機能が多数搭載されている。
SONY FX30の主要機能と写真撮影への影響
FX30の機能をピックアップしてまとめてみました。メリット/デメリットと合わせてチェックしてみてください!
写真撮影におけるメリット
撮影時の注意点(デメリットにもなりうる点)
下記の点にまとめてみました!自分が撮影時に注意している点も踏まえて、下記のような部分があります。
実際の撮影例
KATATEMA BOYが撮影した作品例を一緒に見てみましょう!
ちなみにLightroomで現像の上、フィルムルックなノイズを青や緑に重ねている写真も一部ありますが、FX30でもISO感度を下げたり、適切な露光調整でノイズはバッチリ防げますのでご安心ください!
動物・鳥
AF(オートフォーカス)モードに「人」「動物」「鳥」と選択ができるので、すぐにフォーカスが合い、簡単にシャッターが切れます。(動画の時はさらに楽ちん)
風景
物・人
ちなみに使っているレンズはこちら!
純正のSONYレンズではなくサードパーティ製のTAMRONレンズです。
上の方の18-300mmさえあれば最初は色々な画角が撮影できるので十分楽しむことができますし、仕事でも機能します。もう少しF値などにこだわりたいようであれば2本目で単焦点などに挑戦するのもありかと思います!
最初の1本目はご予算の限り、本数優先で良いと思います。
純正では1本しか買えない予算でもタムロンやシグマでしたら2本ゲットできます。まずは撮影幅があり、その後より高いレンズで求める作品に攻めるのが吉でしょう。
まとめ
FX30は、動画撮影に特化したカメラでありながら、高品質な写真撮影も可能です。
約2600万画素の高画素数とBIONZ XR画像処理エンジンによる優れた色彩表現は、写真愛好家にとっても魅力的です。また、静かな電子シャッターや高解像度モニター、APS-C用レンズの使用可能性などは、多様な撮影環境に対応できる点です。
しかし、写真撮影専用のカメラと比較すると、モードダイヤルの欠如や高速フレームレートでのクロップファクターの増加など、特有の制限も存在します。これらの特性を理解し、適切に活用することで、FX30は多種多様なシーンでの写真撮影においても力を発揮するので、「動画メインだけど、FX30のカメラ性能も心配!」という方はご心配いらないかと思います!
※最新アップデート(ver.3.00)でサードパーティ製のバッテリーにエラー表示が出るようになりました。使用はできますの 慌てる必要はありませんが、こちらもご参照ください。
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