初めに / 「どうする家康」とは?
歴史の渦に巻き込まれた一人の男の物語。それが、大河ドラマ『どうする家康』です。このドラマは、日本の戦国時代を背景に、徳川家康という歴史上の重要人物の生涯を描いた壮大な物語。放送期間中、その緻密な脚本、鮮やかなキャスト陣の演技、そして歴史的な背景のリアルな描写で多くの視聴者を引き込みました。
このブログ記事では、『どうする家康』の魅力を改めて振り返ります。
まずは、ドラマ全体の概要と最終回のダイジェストをお届けし、続いてインターネット上での反響や視聴者の声を紹介します。
そして、このドラマを彩ったキャスト陣についても詳しく振り返ります。
『どうする家康』は単なる歴史ドラマではなく、主人公の葛藤、成長、そして時代の変遷を通じて、人間の内面の複雑さと社会の動きを見事に表現しています。
この記事を通して、その深い魅力を再発見し、共にドラマの旅を振り返りましょう。
ドラマの概要
大河ドラマ『どうする家康』は、2023年1月8日から放送され、全48話で構成された壮大な歴史ドラマです。主演は松本潤が務め、豊臣秀吉に臣従することとなった徳川家康の人生を描いています。このドラマは、秀吉の死後、大名たちの思惑が入り乱れ、戦国時代の世に再び戦乱が訪れる様子を追い、家康とその家臣団の決断を通じて天下人への道を歩む様子を描きます。特に注目されるのは、「関ヶ原の戦い」や「大坂夏の陣・冬の陣」といった重要な歴史的イベントが舞台になっています。
このドラマは、家康(松本潤)が豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟を決めるシーンから始まります。この戦いで、家康は徳川優勢な状況の中で、非情な決断を下すことになります。
物語の開始は、家康が元々松平元信として三河の国衆であり、今川義元の尾張攻めに従軍し、その後今川から独立して本多忠勝らと共に三河の統治を進めるところから始まります。このドラマは、竹千代(家康の幼名)が国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年として描かれ、織田信長や武田信玄といった強大な敵との戦いに身を投じることで、乱世の中での生き残りをかけた戦いに身を投じる様子が描かれています。このドラマは、ハラハラドキドキとしたスピード感あふれるエンターテイメント作品として位置付けられています。
『どうする家康』は、歴史的な背景に基づきながらも、家康の個人的な葛藤や成長、周囲の人々との関係を描いており、歴史ドラマとしての教養とエンターテイメントの両面を兼ね備えています。
最終回のダイジェスト – 「神の君へ」
大河ドラマ『どうする家康』の最終回は、家康(松本潤)が豊臣との最終決戦に臨むところから始まります。このエピソードは「神の君へ」と題され、家康が乱世を終える覚悟を固める重要な瞬間を描きます。
物語では、徳川軍と豊臣軍が対峙した「大坂冬の陣」において、難攻不落の大坂城が大筒による攻撃で崩壊し、徳川方が勝利を収めます。その後の和議では、豊臣秀頼(作間龍斗)が大坂城に留まることと引き換えに、城の堀を埋めることで和議が成立します。しかし、荒武者たちが大坂城に集まり続け、家康は「豊臣を滅ぼすまで平穏は訪れない」と悟り、再び兵を進めて最終決戦(大坂夏の陣)に臨みます。
この最終回では、真田信繁(日向亘)らが家康の首を狙って攻め込むも、徳川優勢で戦況は進む。一方、家康の孫娘で秀頼の正室である千姫(原菜乃華)は、茶々と秀頼の助命を訴えますが、家康が下した決断は非情なものでした。
翌年、江戸では南光坊天海が家康の偉業を称え、三代将軍となる家光(竹千代)に乳母の福(春日局/寺島しのぶ)が「神の君」の逸話を語っていました。しかし、家康は突然の病に倒れる・・・という展開となっています。
最後には印象深い家康のセリフが筆者にも刺さりました
わしが成したいのは、今日この日のような世かもしれんな」「わしは信じるぞ。いつかきっと、そんな世が来ると。
徳川家康 / 松本潤
ネットの感想と評価
大河ドラマ『どうする家康』の最終回に対する視聴者の感想は、特にその演出や俳優の演技に関して肯定的でした。多くの視聴者は、老けメイクの完成度やキャストの演技に感動を表明しています。特に、小栗旬の老けメイクは「誰だかわからないほど」と評され、彼の演技に対する称賛が寄せられました。
また、最終回のサプライズとして、東京タワーを背景にしたシーンが大きな話題を呼びました。この演出は、歴史ドラマと現代を結ぶ象徴的な要素として、視聴者に新鮮な驚きを与えたようです。
さらに、ドラマのストーリーテリングに対する評価も見受けられます。視聴者は、若い家康のドタバタ劇や年老いた家康の孤独な描写が、ドラマの魅力を高めていたと感じています。このような描写は、視聴者にドラマのキャラクターに深く共感させる要素となっていたようです。
これらの感想や反応は、『どうする家康』が歴史ドラマとしての真面目さだけでなく、エンターテインメントとしての魅力も兼ね備えていたことを示しています。キャストの演技や演出の工夫が、視聴者に深い印象を残したことがわかります。
キャスト陣の紹介
今回はORICON NEWSさんのまとめ記事が見やすかったので下記に引用しております!タップで気になる陣営を開いてご覧ください〜!
引用元:https://www.oricon.co.jp/special/61714/
┗幼少期:竹千代/川口和空
阿茶局/松本若菜
於愛の方/広瀬アリス
奥平信昌/白洲迅
お万/松井玲奈
お葉/北香那
亀姫/當真あみ
江/マイコ
五徳/久保史緒里
瀬名/有村架純
千姫/原菜乃華
徳川秀忠/森崎ウィン
福(春日局)/寺島しのぶ
徳川信康/細田佳央太
┗幼少期:松平信康/寺嶋眞秀
松平広忠/飯田基祐
井伊直政/板垣李光人
石川数正/松重豊
稲/鳴海唯
ウィリアム・アダムス/村雨辰剛
大岡弥四郎/毎熊克哉
大久保忠世/小手伸也
大鼠/千葉哲也
女大鼠/松本まりか
酒井忠次/大森南朋
榊原康政/杉野遥亮
登与/猫背椿
鳥居強右衛門/岡崎体育
鳥居忠吉/イッセー尾形
鳥居元忠/音尾琢真
夏目広次/甲本雅裕
鍋/木村多江
服部半蔵/山田孝之
平岩親吉/岡部大
本多忠勝/山田裕貴
本多忠真/波岡一喜
本多正純/井上祐貴
本多正信/松山ケンイチ
渡辺守綱/木村昴
明智光秀/酒向芳
旭/山田真歩
池田恒興/徳重聡
石田三成/中村七之助
上杉景勝/津田寛治
宇喜多秀家/栁俊太郎
阿月/伊東蒼
お市/北川景子
┗幼少期:お市/上村結羽
大谷吉継/忍成修吾
大野治長/玉山鉄二
織田信雄/浜野謙太
織田信長/岡田准一
織田信秀/藤岡弘、
加藤清正/淵上泰史
小西行長/池内万作
西笑承兌/でんでん
佐久間信盛/立川談春
柴田勝家/吉原光夫
嶋左近/高橋努
茶々/北川景子
┗幼少期:茶々/白鳥玉季
豊臣秀長/佐藤隆太
豊臣秀吉/ムロツヨシ
豊臣秀頼/作間龍斗
仲/高畑淳子
丹羽長秀/福澤朗
寧々/和久井映見
初/鈴木杏
福島正則/深水元基
前田利家/宅麻伸
毛利輝元/吹越満
森長可/城田優
森乱/大西利空
糸/志田未来
今川氏真/溝端淳平
今川義元/野村萬斎
鵜殿長照/野間口徹
お田鶴/関水渚
関口氏純/渡部篤郎
巴/真矢ミキ
たね/豊嶋花
穴山梅雪/田辺誠一
武田勝頼/眞栄田郷敦
武田信玄/阿部寛
山県昌景/橋本さとし
真田信繁/日向亘
真田信幸/吉村界人
真田昌幸/佐藤浩市
北条氏直/西山潤
北条氏政/駿河太郎
於大の方/松嶋菜々子
空誓上人/市川右團次
茶屋四郎次郎/中村勘九郎
千代/古川琴音
登譽上人/里見浩太朗
久松源三郎勝俊/長尾謙杜
久松長家/リリー・フランキー
松平昌久/角田晃広
水野信元/寺島進
浅井長政/大貫勇輔
足利義昭/古田新太
寺島しのぶ
また「どうする家康」公式HPでは相関図も見やすく設置されているので、こちらも是非チェックください!
公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/casts/
最終回パブリックビューイング&トークショーが開催
2023年12月17日(日)に家康に所縁ある静岡県内(静岡、浜松)愛知県(岡崎市)にてパブリックビューイングが開催されました。
静岡会場の静岡市市民文化会館では、下記のキャスト陣も登壇!
当時の撮影の様子を振り返り、撮影秘話についてもコメントがありました。
イベント発表が12月15日と、急遽ことでもあり、観覧希望者が殺到した様子です。
SNSの様子を見ると、会場周りもかなり賑わっていた様子ですね。
どうする家康、最後ってことで松潤が駿府城公園来てた。人だかりだった〜
— 吉田達朗 (@TatsuroYblog) December 17, 2023
アンティーク市来たのでその人だかりかと勘違い。。
まどトークショーもあり、市民文化会館前はファンの皆さんで盛り上がっております🎥
総括と結論
大河ドラマ『どうする家康』は、徳川家康の生涯を描いた歴史ドラマとして、多くの視聴者に深い印象を与えました。このドラマは、家康の人生を通じて、戦国時代の複雑な人間関係と政治的な動きを巧みに描き出しています。松本潤をはじめとする実力派キャストの熱演、歴史的な背景のリアルな再現、そして物語の緻密な構成は、視聴者に戦国時代の日本をリアルに感じさせました。
このドラマは、ただの歴史再現に留まらず、家康の内面の葛藤や成長、そして周囲の人々との複雑な関係を深く掘り下げています。これにより、単なる歴史的な事実の羅列ではなく、人間ドラマとしての深みを持った作品となりました。
また、ネット上での視聴者の反応や感想からは、このドラマが多くの人々に感動や考えるきっかけを与えたことがわかります。最終的に、『どうする家康』は、日本の大河ドラマの中でも特に記憶に残る作品となり、その芸術的な価値と歴史的な意義を認められています。
また!NHKより総集編の放送案内がありました!
ファンの方や、見逃してしまった方は要チェックですね!
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