iPhoneを使っていて、「iCloudストレージががいっぱいです」と表示されてしまった方、お金をかけずに別の方法で写真やビデオをバックアップできないだろうかとお考えではないでしょうか?
iCloudがいっぱいになったときのバックアップ対策
「iCloudストレージががいっぱいです」と警告が表示された場合、月々130円を払えばそのまま50GBにアップグレードしてバックアップを継続することができます。が、そんなのにお金出したくないという方は多いでしょう。その場合の代替案を提案したいと思います。
基本的に、iCloudストレージを圧迫するのは、写真やビデオです。その他のデータは、それほど大きくはならないので、無料の5GBで十分でしょう。そこで写真や動画をバックアップすることができる、代替案と各サービスのメリットとデメリットを書いておきます。
1.Googleフォト
最もオススメしたいのが、「Googleフォト」です。無制限に写真を保存することができます。1,600万画素までの写真はそのまま画質を落とすことなくバックアップしてくれます。iPhone 6sの写真は1,200万画素なので、画質が落ちることはありません。動画も保存してくれて、iPhoneのバックアップとしては最強だと思います。そしてそして、他よりも優れているなと思う機能が、「端末の空き容量の確保」(右画像)。バックアップが完了したら、iPhoneのローカルに保存されている写真や動画を端末から削除してくれます。ホント嬉しい機能です。
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プラン | 無料・無制限(誰でも) 1,600万画素までの写真を無制限でアップロード |
メリット | PC・スマートフォンからの自動バックアップ Googleアカウントで使用可能なので、新たにアカウントを作成するなどの手間が不要 バックアップが完了した元の写真や動画を端末から削除 |
デメリット | アルバムの一覧がちょっと見にくい |
2.Amazon Photos
先日、Amazonはアップロード容量が無制限のクラウドストレージサービス「Prime Photo(プライム・フォト)」を日本国内でサービス開始しました。これは、年会費3,900円のプライム会員であれば無料で利用可能というサービス。「Prime Photo」にアップロードされる写真、JPEG形式でもRAW形式でも無圧縮で保存してくれる写真家にはこの上ないサービスです。非プライム会員でもAmazon Cloud Driveの制限である5GBを無料で利用可能なので、制限はあるもののiPhone写真のバックアップとしては充分ではないでしょうか。
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プラン | ■非プライム会員 無料・5GBまで ■プライム会員 プライム年会費3900円・無制限 写真やビデオを無制限でアップロード |
メリット | PC・スマートフォンからの自動バックアップ Amazonアカウントで使用可能なので、新たにアカウントを作成するなどの手間が不要 シンプルで使いやすい |
デメリット | バックアップが完了した元の写真や動画を端末から削除してくれる機能がない |
3.Dropbox
言わずと知れたストレージサービス。Dropboxの良さとしては、PCとの同期が他のサービスと比較して群を抜いて早いこと。Dropboxにアップロードされたファイル(写真を含む)は、瞬時にPCのローカルへ保存されるので、管理がしやすいですね。スマホには自動バックアップ機能があるので、写真を撮ったらアプリを起動して自動バックアップ。PCと連携して写真のバックアップを管理したいなら、Dropboxがオススメです。ただし、無料アカウントだと2GBまでしか保存できないのが痛いですね。
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プラン | 無料・2GBまで |
メリット | フォルダに入れるだけで自動保存 PCにソフトをインストールすれば、自動で複数のPCのデータが同期される PC・スマートフォンからの自動バックアップ |
デメリット | 無料アカウントだと2GBという制限が痛い |
自分にとって、最も最適なサービスを選択してください。個人的にはGoogleフォトがオススメです。
追伸.バックアップが完了したらiPhoneで実施すべきこと
最後に、そもそもiCloudのストレージがいっぱいになってしまったわけなので、写真やビデオのバックアップが完了したら、iCloudのバックアップ対象から写真や動画を外しましょう。そのためには、「設定」>「iCloud」>「写真」で「iCloudフォトライブラリ」をオフにします。
以上で、iCloudのストレージはだいぶ減ったことでしょう!
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